会誌「電力土木」

目次へ戻る

電力土木回想

土木に,そして電力へ

 

坂本 容

元 北海道電力(株) 土木部長

1. はじめに
 昨年の暮れ北海道電力の後輩が会社を訪ねてきて,お願いがあるとのこと。なにかと聞いてみれば,電力土木の執筆をお願いしたいとのことであった。タイトルは,「電力土木回想〜先輩技術者からのエール〜」で後輩の土木技術者へ向けての一文をお願いしたいとのこと。かねてから「電力土木」の中で大先輩の方々が,豊かな経験に裏打ちされた文書を書かれており,とても自分が同様のことができるとは思えずお断りさせていただきたかったが,後輩のたっての要請でもありお受けすることにした。
 私自身は,先輩諸氏のように豊富な現場経験があるわけでもなく,後述するように原子力,特に安全審査にかかる業務が中心の土木屋人生であった。したがって,電力に籍を置く土木屋の皆さんに参考になることや教訓などはとても表すことはできないと考え,私自身のこれまでの会社人生の振り返りを示すことでこれに換えようと考えたのでご容赦願いたい。

ホームページ上では、「初回段落」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ