会誌「電力土木」

目次へ戻る

技術情報

高ひずみ樹脂による RC 構造物の安全性向上及び長寿命化技術―タフネスコート―

 

輿石 正己

清水建設(株) 土木技術本部 技術開発部 主査

概 要 鉄筋コンクリート構造物(以下,RC 構造物という)の衝撃力に対する安全性向上を図るために,平成22年から防衛大学校,三井化学産資(株)と共同でコンクリート表面をポリウレア樹脂で被覆する技術「タフネスコート」の研究開発を行ってきた。本工法は,従来のエポキシ樹脂やポリウレタン樹脂で被覆した工法に比べ,引張強度(σt=24 N/mm2)と伸び性能(εtu=200%)に優れたポリウレア樹脂で被覆することにより,RC 構造物の衝撃力に対する性能を向上できるとともに長寿命化の促進を可能とするものである。
 キーワード:ポリウレア樹脂,衝撃,津波,安全性向上,入力エネルギー

ホームページ上では、「概要」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ