会誌「電力土木」

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技術情報委員会だより

〜技術情報委員会現場見学記〜

 

技術情報委員会

1. はじめに
 都市部の地下空間には様々なライフラインが整備されており,その中で工事を実施する際には土質条件のみならず,道路交通条件,既設地下構造物,周囲の生活環境への配慮を含め,様々な制約条件をクリアする必要がある。上記のような技術・立地の制約に加え,経済性や安全性も満足しつつ高い品質を確保しなければならない。これらの課題への対応策として,都市部における交差点や鉄道横断部等のアンダーパスを構築する際はシールド工法等の非開削工法が採用されるケースが多い。
 非開削工法の中でも,近年,注目を集めいている工法の一つに,低土被りで急曲線施工も可能な大断面分割シールド工法(以下,ハーモニカ工法という)がある。本稿は,そのハーモニカ工法の紹介及び現地視察の所感を中心にまとめたものである。以下にその概要を報告する。

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