会誌「電力土木」

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報告 原子力

浜岡原子力発電所における防波壁嵩上げ等の追加対策

 

大久保洋之

中部電力(株) 浜岡原子力発電所 保修部 土木課 課長

清水 重彦

中部電力(株) 浜岡原子力発電所 保修部 土木課 副長

安藤  晃

中部電力(株) 浜岡原子力発電所 保修部 土木課 主任

概 要 浜岡原子力発電所では,2011年 3 月に発生した東北地方太平洋沖地震による東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故等から得られた知見を反映して,2011年11月に T.P.+18 m の防波壁設置工事に着手した。その後,内閣府「南海トラフの巨大地震モデル検討会」(以下,内閣府検討会という)の津波高の推計を踏まえ,防波壁高さを T.P.+22 m に変更した。また,同検討会が想定した強震断層モデルに基づく地震動を踏まえ設定した設計用の地震動(最大加速度値1,200ガル,一部2,000ガル)に基づいて地震応答解析を実施し,5 号機周辺の地震対策工事を追加することとした。
 キーワード:原子力発電所,津波対策,地震対策,防波壁,嵩上げ

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