会誌「電力土木」

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報告 火力

富山新港火力発電所 LNG1 号機建設工事の概要

 

西田 勝幸

北陸電力(株) 富山新港火力発電所建設所 課長

藤木  豊

北陸電力(株) 富山新港火力発電所建設所 副課長

北川 朝恵

北陸電力(株) 富山新港火力発電所建設所

概 要 北陸電力(株)は,一層のエネルギーの多様化と低炭素社会の実現に向けて,火力発電設備の高効率化や再生可能エネルギーの導入拡大に取り組んでおり,その一環として富山新港火力発電所石炭 1 号機(以下,「石炭 1 号機」)を廃止し,富山新港火力発電所 LNG1 号機(以下,「LNG1 号機」)の建設を進めている。
 石炭 1 号機は,昭和46年の運転開始以来,約40年が経過しており,新鋭石炭火力に比べ熱効率が劣り,運用性が悪いことから平成29年度に廃止し,LNG を燃料とした当社初となるコンバインドサイクル発電(以下,「GTCC」)設備へリプレースする計画である。平成26年10月に富山新港火力発電所建設所を発足し,準備工事を開始しており,平成30年度の運転開始を目指している。本稿では,土木工事の概要および準備工事状況について報告する。
 キーワード:LNG,コンバインドサイクル,リプレース,地盤改良工事

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