会誌「電力土木」

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報告 水力

第二薮神発電所新設工事における高流動・中流動コンクリートの採用

 

伊藤 正人

東北電力(株) 第二薮神発電所建設所 土木課長

井垣 一之

飛島建設(株) 東北支店 東北電力薮神作業所 所長

平間 昭信

飛島建設(株) 建設事業本部 エンジニアリング部 上席技術員

概 要 東北電力(株)第二薮神発電所は,平成28年 3 月の運転開始を目指し工事を進めている最大出力4,500 kW のダム式発電所である。配筋が密な狭隘箇所でのコンクリート打設となる発電所基礎ドラフト部および放水路トンネルでは,打設時の締固め作業が困難であり品質への影響が懸念されたことから,充填性能が高い高流動・中流動コンクリートを採用している。
 本稿では,スランプフロー等の経時変化が大きい流動化コンクリートの品質・性能を確保するために実施した品質管理と,施工状況等について報告するものである。
 キーワード:水力発電,高流動コンクリート,中流動コンクリート,品質管理,スランプフロー,経時変化

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