会誌「電力土木」

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総説

地熱開発の政策動向

 

海江田 秀志

(一財)電力中央研究所 地球工学研究所 地圏科学領域 研究参事

概 要 最近,地球温暖化対策として安定した出力が得られる再生可能エネルギーである地熱開発が再び注目を集めている。わが国の地熱開発は,1970年代の石油危機を契機として実施された国のサンシャイン計画等により開発が進められた結果,1996年には国内の地熱発電所の設備容量が500 MW を超えるに至った。しかし,その後景気の低迷や石油需給の安定化等により,1990年代後半から2000年代までほとんど開発が進まなかった。ここでは,主にこれまでの地熱開発の政策的経緯をレビューし,最近の地熱開発について概説する。
 キーワード:地熱発電,サンシャイン計画,ニューサンシャイン計画,固定買取価格

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