会誌「電力土木」

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報告 研究

フライアッシュを利用した長距離圧送型可塑性グラウトの開発とその適用事例

 

大本晋士郎

(株)熊谷組 土木事業本部 リニューアル事業部 副部長

森  康雄

(株)熊谷組 土木事業本部 リニューアル事業部 部長

佐藤 英明

(株)熊谷組 土木事業本部 ダム技術部 部長 

概 要 
石炭火力発電所から生じるフライアッシュを有効利用するという観点から,フライアッシュを多量に配合した長距離圧送が可能な可塑性グラウトを開発した。フライアッシュを 1 m3 当たり350 kg 配合した材料で,良好な充填性に加え,非収縮性,水中不分離性に優れており,トンネル覆工背面等,構造物の空洞充填に最適な材料である。実際に河川擁壁基礎部の空洞充填に適用し,その実用性が確認できた。


キーワード:フライアッシュ,長距離圧送,可塑性グラウト,空洞充填

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