会誌「電力土木」

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報告 【その他】 (平成23年 07月号)

シールド工事におけるビット再利用技術の開発

高倉克彦

大成建設(株) 技術センター 土木技術開発部 課長

森田泰司

大成建設(株) 技術センター 土木技術開発部 室長

今村聡

大成建設(株) 技術センター 副技術センター長 会員

 

【概要】

 シールド工法に用いられるシールドマシンは,レアメタルである超硬合金を先端部に配置したカッタービット(以下,ビットと略す)が地盤を切削する。一般的にビットは掘進後スクラップ処分される。しかし,掘進後のビットの目視観察では,ビット先端の超硬チップに割れや欠けがなく,摩耗量が少ないものも多く,再利用に供することが十分可能である。そこで,使用済みのビットが再利用する工事に必要となる性能を備えていることを明確にするため,使用済みビットの健全性を診断する技術の開発を行った。

キーワード :シールドマシン,カッタービット,再利用,超硬合金,ろう付

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