MACC

 More Advanced Combined Cycleの略称,1,450OC級コンバインドサイクル発電を示す。
 ACC(Advanced Combined Cycle):改良型コンバインドサイクル発電を基本に開発改良した発電方式である。最も大きな開発改良点として,ガスタービンの入口ガス温度を1,450OC級に高温化し,ガスタービンの高温部の一部を蒸気で冷却することで,蒸気タービンサイクルに熱回収することにより,更なる高効率化・大容量化を実現している。
 CC(Combined Cycle):コンバインドサイクル発電とは汽力発電とガスタービン発電の長所を組み合わせた発電方式であり,ガスタービン(1,100OC級)で使用した排ガス(550OC程度)をボイラーに導き,蒸気を発生させ,蒸気タービンで再利用することで効率化を図った発電システムである。改良型コンバインドサイクル発電(ACC)はコンバインドサイクル発電(CC)を基本とし,ガスタービンの入口ガス温度1,300OC級に高温化し,高効率化・大容量化したものである。

【図−1】 MACC概要図

参 考 文 献



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