会誌「電力土木」

　中国電力?が所有する滝山川発電所は，昭和34年の運転開始から約60年経過しており，経年による設備全般の高経年化が著しく，機能維持が困難な状況になっていることから，安定運転を継続するため水車・発電機の取替に2019年 5 月から着手し，約 2 年間の工事期間を経て2021年 4 月に運転開始を迎えた。
　土木工事としては，水車・発電機基礎の撤去および改修を実施した。本稿では，これら土木工事の施工概要および有水試験時のサージタンク水位測定方法について報告する。

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