会誌「電力土木」

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報告 研究

開発した FRP 格子筋およびアンカーを用いた導水路補強工法に関する研究

 

上野 貴行

九州電力? 総合研究所社会インフラグループ

池田 博嗣

九州電力? 総合研究所社会インフラ グループ長グループ

山田 智規

九州電力? 総合研究所社会インフラグループ

 九州電力では,水力発電所で得た電力を FIT 制度にて売電する計画であり,制度の認定に沿った改良工事を多数の発電所で実施中である。そのうち 9 カ所の発電所では,FIT 制度における新設認定区分を得るために導水路を改良しており,7 カ所で繊維強化プラスチック(FRP)格子筋とポリマーセメントモルタル(PCM)吹付による補強工法を選定している。総合研究所では,この補強工法に対しコスト低減を目的とした FRP 格子筋,PCM 吹付厚さ管理の効率化および PCM 表面形状の品質向上に資する FRP 固定用アンカーを開発した。本誌では開発した製品の概要とその製品を用いて実施した試験施工の結果について報告する。

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