会誌「電力土木」

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報告 原子力

砂丘堤防を越流する津波による津波波力の評価手法に関する一考察

 

新木  毅

中部電力? 原子力本部 原子力土建部 設計管理グループ

伊藤 公人

中部電力? 原子力本部 原子力土建部 設計管理グループ 副長

和仁 雅明

中部電力? 原子力本部 原子力土建部 設計管理グループ 課長

 津波防護施設等の設計に用いる津波波力の算定式には朝倉ら(2000)に代表されるように,構造物がない状態の進行波高さを用いる算定式が多く提案されているが,それらの多くは構造物前面の地形の勾配が一定である条件における水理模型実験等にもとづくものである。本報告では,浜岡原子力発電所のように壁状構造物前面に地形的変化があるような条件下での壁状構造物に作用する津波波力の評価手法の検討を目的として,松山ら(2012)でも用いられた水理模型実験結果を再整理し,最新知見も踏まえた考察を行った。

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