会誌「電力土木」

目次へ戻る

海外だより

オクラホマ大学での滞在について

 

平野 伸一

(一財)電力中央研究所 環境科学研究所 上席研究員

1. はじめに
 少し前の話になりますが,2018年 4 月から2019年 3 月末まで米国オクラホマ州ノーマンにあるオクラホマ大学 Department of Microbiology and Plant, Biocorrosion center(以下,OUBC)に 1 年間 Visiting scholar として滞在してきました。ここではその記憶を思い起こしながら,米国での研究や生活,日本との違いについて紹介します。
 オクラホマ州は天然ガス・石油の生産が米国内で最大規模であり,エネルギー関連企業も州内に多く存在しています(図2)。オクラホマ大学には,これらエネルギー関連企業の出資による建物や研究組織が多く存在し,私の出張先である OUBC もその 1 つで 6 社の出資を受けて2011年に設立された微生物による金属腐食(微生物腐食)を研究する組織です。

ホームページ上では、「初回段落」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ