会誌「電力土木」

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報告 研究

地中送電設備の耐震設計技術に関する研究

 

佐藤 克晴

東京電力パワーグリッド? 工務部 流通土木グループ チームリーダー

岡  滋晃

東京電力ホールディングス? 土木・建築統括室 スペシャリスト

斉藤  仁

東京電力ホールディングス? 土木・建築エンジニアリングセンター 都市土木技術グループ マネージャー

吉本 正浩

東京電力パワーグリッド? 工務部 管路・土木技術担当兼スペシャリスト

 地中送電設備は,地上の送電設備と比較して地震による被害が経験的に少ないことから,これまでに電力会社間での統一的な耐震設計基準が存在せず,必要に応じて土木学会や他のインフラに関する耐震設計基準を参照し,設計を実施してきた実態にある。本研究は,地中送電設備の耐震設計技術の体系化ならびに要求性能や照査手法などを明確にすることを目的として,電気協同研究により実施したものである。本稿では地中送電設備の耐震設計の基本的な考え方など,研究内容の概要について報告する。

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