会誌「電力土木」

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報告 水力

滝山川発電所 王泊ダム排砂管閉塞工事の概要

 

松崎 公彦

中国電力? 電源事業本部 西部水力センター土木第五課

善  幸生

中国電力? 電源事業本部 西部水力センター土木第五課 副長

河野 慎司

中国電力? 電源事業本部 西部水力センター土木第五課 課長

 中国電力?滝山川発電所王泊ダムの排砂設備は,貯水池内に堆積した土砂を排砂する目的としてダム建設時(1935年)に設置されたが,高経年化による腐食進行に伴う排砂ゲートの板厚減少や開閉設備の老朽化等,設備全般の経年劣化が著しく進行している。また,排砂設備は,排砂機能と排水機能を有しているが,使用した場合には,ダム貯水池内に堆積した土砂がダム下流河川へ流出することとなり,濁水の発生および濁水の長期化により河川環境に影響を来たす恐れがある。設置以降,使用実績はないことから,将来的な排砂設備の必要性等を総合的に検討した結果,今回排砂管を閉塞することとなった。本稿では,排砂管閉塞工事の概要について報告する。

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