会誌「電力土木」

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報告 研究

水力発電所導水路トンネル背面空洞充填対策の検討

 

土居 裕幸

関西電力(株) 土木建築室 土木建築エンジニアリングセンター 土木保全グループ 課長

尾崎 章仁

関西電力(株) 土木建築室 土木建築エンジニアリングセンター 土木保全グループ

宮村 康亮

関西電力(株) 奈良支店 設備計画グループ

概 要 

関西電力(株)では,水力設備の高経年化に伴う潜在リスクへの対策として,中長期的に導水路トンネルの健全性評価に取り組んでいる。導水路トンネルでは,過去から覆工コンクリート背面の空洞に起因した落盤事故が発生しており,導水路トンネル直上の第三者所有地の陥没や導水路トンネル閉塞による上流開渠部等からの溢水を発生させた事例もある。今回,公衆災害防止および水力設備保全の観点から,導水路トンネル背面空洞による落盤対策について,調査・施工方法等の検討を行ったので,その結果について報告するものである。
 

キーワード:導水路トンネル,背面空洞,落盤事故,グラウト材

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