山本 学
鹿島技術研究所 都市防災・風環境グループ 上席研究員
近藤 宏二
鹿島技術研究所 主席研究員
概 要
太陽光発電システムは再生可能エネルギーの一つとして急速に普及している。太陽電池アレイは風の影響を受け易く,風向やアレイ傾斜角により大きな風力が作用するため耐風安全性の検討が重要となるが,アレイの風力係数や複数設置に伴う風力低減係数に不明な点があり,アレイの合理的耐風設計を行えないのが実情である。本報告では地上設置型太陽電池アレイを対象として,アレイ支持物設計用およびモジュール設計用ピーク風力係数と複数設置に伴う風力低減係数を風洞実験により調査したので紹介する。
キーワード:太陽電池アレイ,メガソーラー,風洞実験,ピーク風力係数,風力低減係数
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