会誌「電力土木」

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報告 火力

3.11東日本大震災の津波に伴う油付着土壌のバイオ処理

 

南場 浩二

東北電力(株) 原町火力発電所 土木グループ 主査

森  吉之

東北電力(株) 土木建築部 火力原子力土木グループ 主任 (前 原町火力発電所 土木グループ) 

概 要 

原町火力発電所構内 SP+5 m 盤は,平成23年 3 月11日に発生した「東日本大震災」による津波の影響により,重油タンク 2 基が倒壊したため,構内に重油が流出し,広範囲で土壌に付着した。
 土壌調査結果から,広範囲に油付着土が現存することや当所が福島第一原子力発電所から30 km 圏内であり,搬出土受入れ先の確保が困難であったことから,構内において油分濃度を低減可能なバイオレメディエーションによる混合攪拌処理を実施した。
 本報告では,油付着土の調査概要および処理方法,結果について紹介するものである。
 

キーワード:火力発電所,東日本大震災,油付着土,バイオ処理

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