会誌「電力土木」

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技術情報 (平成23年 11月号)

リアルタイム評価を目的とした三次元形状計測システムの開発

遠藤健

東急建設株式会社 技術研究所

池野谷尚史

東急建設株式会社 技術研究所

【概要】

 近年,三次元レーザースキャナ(3D スキャナ)を用いた地形や各種構造物の形状の計測技術が山岳トンネル分野においても普及しつつある。広範囲の三次元計測を精度良く,効率的に行う事が可能であるが,得られたデータの評価については,解析を別途行う必要がある場合がほとんどである。そこで筆者らは,得られたデータを現場でリアルタイムに評価することを目的とした三次元形状計測システムの開発を行っている。本稿では,実大規模の模擬トンネルにおいて実施した計測システムの検証実験および実現場での計測事例について紹介する。

キーワード:三次元計測,三次元レーザースキャナ,山岳トンネル

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