会誌「電力土木」

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特集:環境・リサイクル 【その他】 (平成23年 11月号)

チュニジアでの太陽集光熱発電(CSP)の実証試験事業 F/S

大川原良次

大成建設(株) 環境本部 課長

伊藤陸二

大成建設(株) 国際支店 部長

奥幸之介

三井造船(株) 機械・システム事業本部 部長

【概要】

 太陽熱発電は年間日射量の大きな世界のサンベルト地帯を中心に今後のエネルギー供給源として期待されている。タワー型の集熱設備とガスタービン発電などを組み合わせる複合太陽熱発電(ISCC)は,今後の発展が見込まれる技術である。チュニジアのエルボルマで計画中の ISCC の集熱プラントは,地上に配置したヘリオスタットと呼ばれる太陽追尾型の反射鏡と,タワー上部につけられたレシーバーからなり,太陽熱で蒸気を発生させて発電に利用する。建設予定地はチュニジア内部の沙漠地帯にあることから,通常の建設工事とは異なる様々な問題点があることが予測される。

キーワード:太陽熱発電,複合太陽熱発電,チュニジア

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