会誌「電力土木」

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特集:環境・リサイクル 【その他】 (平成23年 11月号)

発電所におけるエコロジカル・ランドスケープの提案

小川総一郎

清水建設株式会社 土木技術本部基盤技術部 主査
東京理科大学非常勤講師
国士舘大学非常勤講師

【概要】

 生物多様性が注目されている。発電所も例外ではない。火力・原子力発電所は,発電燃料調達の利便性や大量の冷却水の必要性から海沿いに建設されることが多い。海浜環境ではさまざまな環境要素が作用しているため,環境保全と発電所開発の両立は簡単ではなく,地域の海浜環境に適合した土地利用計画が求められる。本稿は,エコロジカル・ランドスケープ手法を用いて,発電所のあるべき土地利用計画の可能性を提案し,生物多様性に配慮した発電所を考えるきっかけとしたい。

キーワード:エコロジカル,ランドスケープ,生物多様性,土地利用計画

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