会誌「電力土木」

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海外情報 (平成23年 07月号)

バンコク MRT パープルライン(東工区)建設工事の現況報告

永井宏昌

東急建設(株)国際事業部 バンコクパープルライン作業所
コンストラクションマネージャー

寺井康喜

東急建設(株)国際事業部 バンコク事務所長

伊藤誠

東急建設(株)土木総本部 土木技術部地盤・基礎グループ 課長代理

 

【概要】

 パープルライン(東工区)は,バンコク都北部から北西に延びる高架鉄道 23 km の内の約 12 km の工区で,高架橋および高架駅 8 駅を含む土木,建築,設備一式の新線建設工事である。工事は2009年11月に着工しているが,狭隘な道路条件下での施工を短工期で完了させるため,着工の準備段階から高架橋構造の設計変更の検討を開始した。今年 4 月末現在で基礎工事がほぼ完了し,橋脚構築と並行して上部工(PC ラーメン箱桁橋)の架設が本格化している。本報文では,工事の検討課題と高架橋構造の設計変更ならびに工事全体の現況について報告する。

キーワード :高架鉄道,連壁基礎,プレキャストセグメント,エレクションガーダー,スパンバイスパン工法

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